最近、カフェ好きの間でじわじわ注目を集めているのが「ブレべミルク」。
クリーミーでコク深いその味わいは、いつものドリンクに特別感を添えてくれる存在です。
一部のカフェチェーンでは、裏メニュー的なカスタムとして密かに人気を集めており、ラテやカプチーノなどをまるでデザートのような一杯に仕上げることができます。
この記事では、ブレべミルクとはどんなミルクなのか、その特長やスタバでの注文方法、カロリーの目安、自宅での再現方法までを幅広くご紹介。
ミルクにこだわりのある方や、コーヒータイムをもっと楽しみたい方にぴったりの内容です。
ブレべミルクって何?
ブレべミルクは、アメリカ発祥のスタイルで、牛乳と生クリームを1:1でブレンドした贅沢なミルクです。普通のミルクと比べると、はるかにリッチで、とろけるような口当たりが特徴。
脂肪分が高い分、コーヒーに深みとコクを加えてくれるため、ラテやカプチーノに使うと驚くほど満足感のある味に。エスプレッソとの相性も抜群で、一度試すとその濃厚さにハマる人も多いです。
スタバのブレべミルク
日本のスターバックスでは、ブレべミルクが公式メニューに載っていない店舗も多いものの、店員さんにお願いすれば対応してもらえるケースがほとんどです。
定番のラテやカプチーノ、モカなどをブレべ仕様にカスタマイズすれば、クリーミーで贅沢感たっぷりの一杯に早変わり。
ホイップクリームやフレーバーシロップをプラスすることで、まさに“自分だけのご褒美ドリンク”として楽しめます。
一度体験すれば、その美味しさにリピートする人が続出するのも納得です。
ブレべミルクが広まった背景
ブレべミルクは、アメリカのトレンドに敏感なカフェ文化の中から生まれました。カリフォルニアなどのスタイリッシュなカフェでは定番カスタムとして親しまれています。
「普通のミルクじゃ物足りない」「ちょっと甘くて濃厚なものが飲みたい」というニーズにぴったりとマッチし、特別感のある一杯として人気を集めるようになりました。
なめらかでコクのある飲み口は、“飲むスイーツ”とも呼ばれ、多くのコーヒー好きにとって魅力的な選択肢となっています。
ブレべミルクのカロリーと飲み方のポイント
ブレべミルクは、一般的な牛乳や低脂肪乳と比べてかなりカロリーが高めです。無脂肪乳と比べると、なんと2~3倍程度のエネルギーになることもあります。
たとえば、スターバックスでトールサイズのラテを通常のミルクからブレべに変更した場合、プラス100~150kcalほどになることも。おいしいけれど、少し意識しておきたいポイントですね。
飲みすぎは注意
ブレべミルクのリッチな味わいは満足感がありますが、毎日のように飲むと脂質やカロリーが知らないうちに積み重なってしまいます。
ダイエット中の方や体重管理を意識している方は、飲む頻度やタイミングを調整しましょう。
「今日はご褒美に」「週末だけのお楽しみ」など、自分の中でルールを決めておくと、罪悪感なく味わえるうえに満足感もよりアップしますよ。
生クリームとの違い
ブレべミルクと聞くと「生クリームみたいに重たいの?」と思うかもしれませんが、実はちょっと違います。
ブレべは牛乳と生クリームを1:1で混ぜたものなので、コクはありながらも程よい軽さが魅力です。
生クリーム単体では重すぎる…と感じる方でも、ブレべミルクならまろやかで飲みやすいと感じるはず。リッチなのにやさしい口当たりが人気の理由のひとつです。
スタバでブレべミルクを楽しむには?
スターバックスでは、さまざまなミルク系メニューでブレべミルクへの変更が可能です。公式メニューに記載がない場合もありますが、注文時に「ブレべミルクに変更してください」と伝えれば、対応してくれることがほとんど。
ラテやカプチーノ、フラペチーノはもちろん、キャラメルマキアートやモカなどでもOK。濃厚でクリーミーな風味が加わることで、いつものドリンクがちょっと特別な一杯に変わります。
店員さんへのオーダー
一部店舗では、混雑時や設備の都合でブレべミルクが対応不可の場合もあるため、注文前にスタッフに確認すると安心です。
親切なバリスタさんなら「このカスタム、人気ですよ」といったおすすめを教えてくれたり、期間限定メニューとの相性をアドバイスしてくれることも。
自分では思いつかなかったような組み合わせが見つかるかもしれませんよ。
ブレべドリンクのカスタム
スタバでは、ミルクの変更以外にも細かなカスタマイズが可能です。甘さの加減やシロップの種類、ホイップの有無など、自分好みにアレンジできるのが魅力。
たとえば「バニララテをブレべミルクに変更し、シロップは半量、仕上げにキャラメルソースをトッピング」など、細かなリクエストにも柔軟に応じてくれます。
さらに、チョコレートチップやナッツを加えれば、見た目も味もワンランクアップ。気分や季節に合わせて、あなただけの“ご褒美カスタム”を楽しんでみてください。
自宅で作るブレべミルク
日本では「ブレべミルク」として販売されている商品はほとんどなく、スーパーやコンビニでも見かけることはほとんどありません。そのため、飲みたいときは自分で手作りするのが基本スタイルです。
ブレべミルクの基本レシピ
作り方はとてもシンプル。脂肪分35%以上の動物性生クリームと、成分無調整の牛乳を1:1で混ぜるだけ。植物性ホイップクリームでは出せない、本格的でコクのある風味が楽しめます。
温めたいときは、電子レンジやスチームミルクメーカーを使うと簡単。ふわっとした泡立ちを楽しみたい方は、ミルクフォーマーの使用がおすすめです。
加熱の目安は60~65℃程度。ミルク本来の甘みが引き立ち、口当たりもまろやかになります。
おうちカフェの楽しみ方
ブレべミルクは、そのままコーヒーに注ぐだけで、深みとコクが加わった贅沢な一杯に早変わりします。エスプレッソやインスタントコーヒーとも相性抜群です。
さらに、シナモンやナツメグ、バニラシロップ、キャラメルソースをプラスすれば、まるでカフェメニューのような一杯に。
ホットだけでなく、冷たいコーヒーに加えて「アイスブレべラテ」にするのもおすすめです。
焼き菓子やスコーンと一緒に味わえば、自宅がまるでお気に入りのカフェに早変わり。
ミルクの種類と特徴
- 無脂肪乳:軽やかで後味すっきり。カロリー控えめ
- 低脂肪乳:飲みやすく、味と健康のバランスがよい。
- 成分無調整乳:牛乳本来のコクと深みが感じられる定番の味
- オーツミルク:植物性でほんのり甘く、アレルギーにもやさしい
- ブレべミルク:とろけるような濃厚さとクリーミーな口当たり
ブレべミルクは、少しの手間でカフェ気分を味わえる“ちょっと贅沢なミルク”。お好みに合わせてトッピングやミルクの種類を変えて、自分だけのアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか?
その日の気分や季節に合わせて、いろんなミルクを飲み比べてみるのも楽しいひとときになりますよ。
まとめ
ブレべミルクは、いつものドリンクにひとさじの特別感を添えてくれる存在。クリーミーでコクのある味わいは、ひと口飲むだけで心がふっとほどけるような、やさしさに包まれます。
特に肌寒い日や、気分をリセットしたいときの一杯にぴったり。温もりのある飲み心地は、体だけでなく気持ちまであたためてくれます。
さらに、カスタマイズの幅が広いのもブレべミルクの魅力。甘さを控えてさっぱり仕上げたり、シロップやソースをプラスしてデザート風にしたりと、気分やシーンに合わせて自由に楽しめます。